全12話
多分原作はライトノベルだと思います
やや古いアニメですね
自分少々体調を崩して風邪引いてしまい、寝込んでる時に(3D酔いは多分これが遠因)、見たので感想でも書こうかと。
原作を知らないので、第2話辺りまで意味不明な話が続きました。
その後も、話が超特急で進んでいき、7~8話くらいで
ようやく世界観がつかめて面白くなってくる感じです
(第1話見終わった時は、見るのをやめようかなと本気で思うくらい理解不能。第2話を見終わった時、こっちの説明を1話の中盤に持ってこないと見てる人わかんないよ...とおもた。原作を知ってれば楽しめるのかも?)
序盤の感想としては「登場人物が4人位しか居なくてモブ(級友や街の人)すら出ない、説明ゼリフと殺陣で一話が終わったけど、大丈夫なんか?」「このまま主役級4人のみで話進めるのはキツそうだなぁ」と思ってましたが中盤(8話過ぎ)くらいから学校の級友のモブや登場人物がやや増えてやや安定する感じ。殺陣はそれなりに動きがあってこの部分だけ作画が生き生きしてるかなー。
あとは背景とかの美術が不自然なくらいぶっちぎりで綺麗でしたが
最近の作品はこんな感じなのかな? 制作素材の使い回し?
でもササミの部屋や家の作りはやたらボカしてて、間取り不明ですが...
そして、これは仕方のない話なのかも知れませんが、全12話だと尺が短すぎるのか、説明ゼリフや自己語りがどうしても多くなり、作品解説アニメ見ている気分に...
絵で見せるのではなく、言葉で説明するアニメって感じになってるかな?
例えばタマとササミがリンクする場面で、全部仕組みを口で説明しますが
おでこの経絡に霊力の糸を~とひたすら喋るより、タマとササミのおでこから光る糸を出してつないでる絵を見せて「こんな感じで~」と喋れば嘘くささが半減するかな~とか
(でも言葉で説明するとラクなんですよね、ホントw だから気持ちは凄く分かる!)
終盤の狐の武器の説明セリフとか自身で自慢気に話を始めるより、
カガミに憎々しげに言わせたほうが個人的には自然な気もしますが...
とにかく自分語りの多い作品だったと思います。
後半、視聴側が世界観をそれとなく掴めた辺りからは普通に安定して面白い?気がします
あと神社壊滅の描写が一瞬過ぎて酷い...、恐怖の対象にしては神社弱すぎ...
尺の問題だとは思うのですが...
あんな弱っちい所に悩まされてたの?って思ってしまいました
これ26話とかでキッチリやったら結構楽しい気がする。なんかもったいない。
でもDVD売れてないっぽくて爆死してるみたいなので、二期とか厳しいかもですね
世界観は嫌いではないです、通しで見た後に1話を見ると意味も分かって少し楽しかった
敗因は...話を詰め込みすぎて視聴者が置いてきぼりになったとこかな?
原作を知らない自分には、駆け足すぎて設定がやたら嘘っぽくなってしまったイメージ
話作りをする時は自分も気をつけようっと(; ̄▽ ̄)
p.s.
アマテラスやスサノオ、アラハバキが出てくる時点で
女神転生や神話と思考がリンクしてしまうので
そういう意味での先入観が結構影響したかもー
アラハバキ? あぁ あの青い土偶ね~みたいな。